住宅ローンのボーナス払いが払えないとどうなる?⇒ボーナス分を払わない限り月々返済分が受け付けてもらえない!

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住宅ローンのボーナス払い分が払えない場合はどうなってしまうのでしょうか?

ボーナス払い分は払えないが月々の返済分ならなんとか工面できるというケースも多いのではないでしょうか。

しかし、住宅ローンをボーナス払い併用で借り入れている場合は、ボーナス払い分の支払いがされるまで月々の返済分は受け付けてもらえません。

住宅ローンのボーナス払いは毎月の支払額に上乗せして年に2回、ボーナス月に合わせて住宅ローンの返済額を増額する返済方法です。

ボーナス払いはずっと昔からある住宅ローンの返済方法でボーナス払いをすることで住宅ローンの毎月の返済額を低めに抑えることができる大きなメリットがあります。

しかしその分だけ当然ですがボーナス払いのある月の住宅ローンの返済額が大幅に増えてしまいます。

そして昨今のコロナ禍などでボーナスが減ったりボーナスそのものが無くなってしまったときに、このボーナス払いの返済に困ってしまう人が増え続けているのです。

この傾向は今後も増えていくのではないかと思います。

なぜなら住宅ローンのボーナス払いが成り立つ条件として、安定してボーナスがずっと支給されるだろうという大前提があるからです。

大企業でさえボーナスが払えなくなることがある不透明な時代に35年間続く住宅ローンの返済にボーナス払いを組み込むことは月々の返済額を抑えられるかわりにそれなりのリスクを抱えることにさえなってしまうのです。

住宅ローンのボーナス払い分が払えないとどうなる?⇒ボーナス払い分を支払わないかぎり月々返済分も受け付けてもらえない!

住宅ローンのボーナス払い分が払えないとどうなってしまうのでしょうか?

住宅ローンのボーナス払い分が払えずに滞納してしまうと、ボーナス払いの滞納分を支払わない限り毎月の返済分が引き落としされないので注意が必要です。

これを知らずに銀行口座に毎月分の返済額以上のお金が入っているからと思っていても毎月の引き落としがかかっておらず気づいたら何ヶ月も滞納してしまっていたというケースがとても多いのです。

例えば、月々の住宅ローンの支払い額が10万円でボーナス払いの引き落とし額が40万円だったとします。

月々の10万円は払えるもののまとまったボーナス払いの40万円が払えずに滞納してしまったとすると、翌月の月々の返済分の10万円の引き落としがかかりません。

滞納したボーナス払い分の40万円が払いこまれるまで毎月分の10万円の引き落としがかからないという状態は続きます。

そうすると単純計算で毎月10万円は工面できているとして4ヶ月後にボーナス払いの40万円を返済することができることになります。

しかしその時にはすでに毎月の返済分の10万円が4ヶ月分滞納されている状態になってしまうのです。

そうなるとそこからまた毎月の10万円分の返済とあわせて滞納している毎月分4ヶ月分の40万円を返済していかなければなりません。

そうこうしているうちにまた次のボーナス払いの返済日が近づいてきます。

前回4ヶ月遅れでボーナス払いを払っているとしてあと2ヶ月後にはまたボーナス払いの引き落とし日がやってくるというわけです。

そのときに滞納していた毎月返済分の40万円を全額返済できていることは難しいでしょう。

また次のボーナス払い分の40万円を確保できていることもないと思います。

するとそこでまたボーナス払いの40万円の引き落としがかからず滞納してしまうことになるでしょう。

前回と同じくこのボーナス払いの40万円を全額払いこまない限り月々の支払い分を返済することはできません。

そして前回と決定的に違うのは、すでに月々分の支払いも滞納してしまっているということです。

前回4回分滞納していてその分の返済が消化できていなければそこからまた月々分の滞納が積み上がることになってしまうのです。

一般的に6回分滞納が積み上がると銀行は期限の利益を喪失させて分割払いの権利を無しにします。

それと同時に一括請求や代位弁済の手続きに入りますのでもうもとの月々払いには戻れないのです。

住宅ローンの残高の一括請求をされますのでボーナス払いどころの騒ぎではありません。

まず住宅ローンの残高を全額準備することはできないのでもしそのまま何もしなければ競売になって家を処分されてしまうのです。

このような状況までなってしまうと任意売却をして競売を回避することが善後策となりますのでまずはご相談ください。

 

住宅ローンのボーナス分が払えないときの対策はあるのか?

住宅ローンのボーナス分が一度でも払えなくなると上記のようにリカバリーは相当苦しくなります。

なので住宅ローンのボーナス分が払えなくなりそうだというときは事前に住宅ローンを借りている銀行に相談に行ってみてください。

そこで事情を話してボーナス払いの分を毎月の月々払いにならしてもらうこともできますし、一定期間待ってもらうこともできるかもしれません。

何もせずに滞納してしまってからでは銀行の対応も厳しくなりますので、住宅ローンのボーナス払い分が払えないなと思ったら事前に銀行に相談してみましょう。

銀行もある程度柔軟に対応するように監督省庁から指示されていますので、現実的に払っていくことができるように月々の返済計画を見直して月々の返済額などを組み直してもらえる可能性が高いのです。

それでもダメそうならご相談ください。他にも解決方法はありますので今の状況にあわせた最適な解決方法をご提案できると思います。

また銀行で返済計画を見直したあとでも結局また住宅ローンが払えなくなってしまう方もいらっしゃいます。

あくまで住宅ローンの返済計画を見直して月々の支払額などをいじるだけなので住宅ローンの総額は変わらないからです。

決して免除されたわけではありませんので注意しましょう。

 

おわりに

住宅ローンのボーナス払いが払えないとボーナス払いの分を払い込むまではその後の月々払いの返済が進まないので滞納回数が積み上がってしまう可能性が高いです。

そのような形で滞納してしまい一括返済を求められたとしてご相談されることが非常に多いです。

その対策としては、ボーナス払いの返済が間に合わないと思ったら滞納してしまう前に銀行に相談に行くことです。

銀行に相談すればボーナス払いを無しにして月々の返済額にならしてくれたりボーナス払い分を一定期間待ってくれたりいろいろ相談にのってもらえるでしょう。

しかし肝に銘じて頂きたいのがあくまで住宅ローンの返済額の割り振りを変えているだけですので根本的に返済が厳しいという状況の方にはいずれまた返済が厳しくなる状況がやってくる可能性が高いです。

銀行に相談して組み直したあとにまた住宅ローンの返済が厳しくなって滞納したというご相談はものすごく多いからです。

もし住宅ローンのボーナス払いが払えなくなりそうだ、払えなかったということでお悩みでいらっしゃいましたら一度お気軽にご相談ください。

あなたにとって一番良い形での解決方法をご提案させて頂きます。

 

追伸:ボーナス払いの金額が大きい場合は条件変更で月払いにならす⇒それでもダメなら早めの任意売却が吉!

ボーナス払いの金額が大きくて毎回の返済が厳しいという場合は、銀行に相談して条件変更ができないか相談しましょう。

例えば月々10万円とボーナス払い40万円という場合なら、単純計算で月々16万円くらいにならしてもらうというような形です。

これで年に2回のボーナス月の大きな返済はなくなります。

ただその分だけ月々の返済額は1.6倍くらいに膨らんでいますのでそれでも厳しければ早めの任意売却を検討するべきです。

ご心配な方はまずはご相談ください。

住宅ローンが払えない・住宅ローン滞納中・競売通知が来たなどでお悩みの方はまずはご相談下さい!

住宅ローンの返済が苦しくて滞納していても誰にも相談できず自分ひとりで抱え込んで日々悩まれていませんか?

◎住宅ローンが払えなくなりそう
◎住宅ローンを延滞・滞納してしまった
◎一括請求・代位弁済されてしまった
◎家が競売になりそう
◎離婚するが住宅ローンが残っている

など、住宅ローンの滞納問題のご相談は誰にでも気軽に相談できることではないということは今まで数多くの住宅ローン返済のお悩み相談を承ってきた経験からも痛いほどわかっています。

しかし、誰に相談したらいいのか分からないからといって問題解決を先送りにしていると時間だけがどんどん過ぎてしまい、延滞金や遅延損害金が増えていってしまったり最終的には家が競売にかけられてしまったりしてあなたの状況はさらに悪化してしまうでしょう。

『インターネットでいろいろ調べても良いことばかり書いてあって肝心なところは実際に相談してみるまでよくわからない』というのが本音のところだと思います。

そして実際に話を聞いてしまうと断りにくいのではないかと心配されていたというご相談者様は非常に多いのです。

まずはメールでの無料相談で楽な気持ちで今あなたが住宅ローンの返済で困っている、悩まれていることをお聞かせください。

ご相談は完全無料です。

ご相談の秘密は厳守致します。

匿名でのご相談も可能です。

一緒にあなたにとって一番良い形での住宅ローン返済トラブルの解決方法を考えていきましょう。

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