全国保証から督促が来た!全国保証の任意売却に対するスタンスと任意売却の進め方の重要ポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
全国保証の特徴と任意売却の進め方の重要ポイント

全国保証は独立系の信用保証会社です。

JAバンク(農協)や旧住宅公社、その他地銀などの住宅ローンの保証に入っています。

JAバンク(農協)の住宅ローンを借入れていて任意売却になればかなりの確率で出現する信用保証会社といえます。

全国保証の任意売却に対するスタンスにはかなりクセがあるので、慣れていない任意売却業者の担当者では苦戦する傾向があります。

JAバンク(農協)の保証のほかに自ら貸し出して2番抵当に入っている場合もありその場合の任意売却の調整も厄介な信用保証会社が全国保証なのです。

この記事では、全国保証の任意売却に対するスタンスと任意売却の進め方の重要ポイントをご紹介します。

全国保証から督促が来た!全国保証の任意売却に対するスタンスと任意売却の進め方の重要ポイント

全国保証が1番抵当権に入っている場合のポイント

冒頭でも触れたように各地のJAバンク(農協)や地銀の保証に入っていることが多いのでJAバンク(農協)や地銀で借り入れていて任意売却になるとかなりの確率で遭遇する信用保証会社です。

その場合は全国保証が1番抵当権者に入っていますので主債権者として全国保証と任意売却を進めることになります。

全国保証が代位弁済を行うまでは、JAバンク(農協)や地銀の住宅ローンを貸し出した担当者が窓口となります。

そしてその間は残債額を下回る金額での任意売却には応じてもらえません。

その間に不動産を売却する場合はあくまでローン残債全額の完済が抵当権抹消の条件となります。

なので、その期間は妥当な金額で売買契約を結んだとしても、全国保証は絶対に抹消してくれませんのでご注意ください。

売買契約はできても抵当権の抹消ができないので決済できません。

逆に早く抵当権を抹消しろと要求すると、全国保証からの印象は悪くなる一方ですので注意が必要です。

代位弁済したあとは全国保証が債権者となり、全国保証自ら任意売却の窓口となります。

住宅ローンを滞納して、JAバンク(農協)や地銀の貸し出し担当者とやりとりをしているうちに、全国保証から代位弁済しますよという通知が届きます。

そのタイミングで、全国保証に任意売却したい旨を伝えれば代位弁済を待って任意売却をスタートすることになります。

 

全国保証が2番抵当権者に入っている場合

銀行ローンなどで融資額が物件価格の9割しか出なかった時代で、自己資金が不足している住宅購入者に全国保証がその足らずの分を貸し出して抵当権をつけていたものになります。

この場合の全国保証の抵当権は銀行の後順位となり全国保証は2番抵当権者となります。

この場合に住宅ローンを滞納して任意売却になった場合、この任意売却をメインでコントロールするのは1番抵当権者の銀行や金融機関となります。

1番抵当権者の銀行が任意売却するかどうかを決めて、2番抵当の全国保証には抵当権解除料(ハンコ代)の話が行くことになります。

通常この抵当権解除証(ハンコ代)は30万円程度なのですが、全国保証はその金額では抵当権解除を承諾しないことが多いです。

具体的には最低50万円程度要求してくることがあります。

1番抵当権者である銀行からの配分案での解除料が30万円しか配当されない場合に、その穴埋めを誰かがしなくては任意売却が不成立になります。

散々全国保証と交渉してもダメだった場合は、結局は仲介に入る任意売却業者の手数料しか穴埋めの原資がないことが多いです。

なので、債務者にとっては関係ないのですが仲介に入る任意売却業者の取り分が減ってしまうので、任意売却業者にとってはあまりやりたくない債権者ではあります。

特に物件価格が低価格な場合は、売り側の手数料が全国保証への抵当権解除料に吸収されてしまう可能性もあるため、仲介に入る任意売却業者はタダ働きになってしまう恐れが出てきます。

全国保証が2番抵当権者に入っている場合は、このような事情も含めて仲介に入ってもらう任意売却業者をよく選定する必要があります。

 

まとめ

  • 全国保証は独立系の信用保証会社で、JAバンク(農協)や旧住宅公社や地銀などの住宅ローンの保証に入っていることが多い。
  • 全国保証の任意売却はかなりクセがあるので、慣れていない任意売却会社の担当者では苦戦する傾向があります。
  • 全国保証が2番抵当権者に入っている場合は、抵当権解除料(ハンコ代)でもめることが多いので、仲介に入る任意売却業者泣かせの債権者といえる。

この記事を読んだ方は他にこんな記事を読んでいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

【全国対応】住宅ローン問題を解決したいあなたへ

ここまで読み進められたあなたは今もしかして住宅ローンの返済が厳しくて苦しい思いをされてはいませんか?

毎日毎日次の支払いをどうしようとかお金の工面のことで頭がいっぱいで日々苦しみ悩まれている方は非常に多くいらっしゃいます。

しかし住宅ローンの返済を含めてお金に関する様々な問題は専門的な知識と経験を持ったプロがきちんとした手続きを踏むことでたいていのことは解決できます。

今まで1000件以上の住宅ローン返済問題を解決させてきた経験からもそれは断言できます。

少しでもあなたの次の生活を立て直してお金の心配のない平穏な生活を取り戻して頂けるよう私は全力であなたのご相談にお応え致しております。

北海道から沖縄まで日本全国対応可能です。

まずはメールにてお気軽にご相談ください。


住宅ローン返済問題を解決する

SNSでもご購読できます。

★直近リアルタイム人気の記事★

貯水槽や浄化槽の点検費用を払い過ぎないために必ず把握しておくべき貯水槽や浄化槽の点検費用の目安と相場
日本政策金融公庫の不動産投資ローン・アパートローン8つの特徴と最新の融資動向
貸主側からの立ち退きの考え方と立ち退き料の相場と円滑な立ち退き交渉の最重要点
不動産投資で知っておくべき減価償却費のすべて【まとめ】(節税・融資・デッドクロス)
不動産投資で売却時に儲けを出すためにIRR(内部収益率)とNPV(正味現在価値)の関係性を理解する3つのポイント
差押えの抹消ポイントと差押え登記が入っている不動産の購入時の注意点
不動案投資でIRR・マルチプルなど14のポイントを理解して物件売却時の出口戦略を最適化する方法
資産管理法人を設立した不動産投資の法人化で損をしないために不動産投資家なら知っておくべき全知識まとめ
不動産投資で大阪方式(関西方式)の『敷金持ち回り』方式で収益物件の売買を行う際の注意点

コメントを残す

*