全国保証から期限の利益の喪失や一括請求や代位弁済の通知が来たらどうすればいいのでしょうか?
全国保証とは独立系の信用保証会社です。
全国保証という会社名は一般の人が普段は目にしたり聞いたりすることがほとんど無いと思います。
全国保証はJAバンク(農協)や旧住宅公社、その他の地方銀行などの住宅ローンの保証会社になっていることが多い保証会社です。
住宅ローンを借りる際に窓口としては様々な金融機関から借り入れた形になりますが、保証に入っている保証会社は全国保証になっているというケースが多いです。
その全国保証から連絡や通知があったということは何かしらの未返済や未払いがあったものと考えてよいでしょう。
この場合に全国保証に対して行うべき対処法は、
【まずはとにかく連絡を入れる】
ことが最優先です。
連絡がないと全国保証側としても法的手段として競売申立をするしかありません。
そして競売申立をされると裁判所から競売開始決定通知書が送られてきてしまうのです。
全国保証はJAバンク(農協)の住宅ローンを借入れていて任意売却になればかなりの確率で出現する信用保証会社といえます。
全国保証の任意売却に対するスタンスにはかなりクセがあるので、慣れていない任意売却業者の担当者では苦戦する傾向があります。
JAバンク(農協)の保証のほかに自ら貸し出して2番抵当に入っている場合もありその場合の任意売却の調整も厄介な信用保証会社が全国保証なのです。